【初心者必見】ゲーミングPCの選び方を徹底解説！パーツ別の基準は？

プレイステーション5、XBOXなどの手軽に遊べる家庭用ゲーム機も魅力的ですが、144FPS以上の高フレームレートでMODの導入などを楽しむのにおすすめな「ゲーミングPC」もゲーマーには外せません。

VALORANTやLoLを筆頭にe-sportsが国内でも人気になっている今、ゲーミングPCへの関心は急速に高まっています。

しかし、一概にゲーミングPCを購入するといっても知識がないと難しいのも事実。

そこで本記事では、ゲーミングPCの選び方についてパーツごとに分けて詳しく解説していきます。

ゲーミングPCとは？普通のPCとの違いについて解説

ゲーミングPCとは、PCゲームを快適に楽しむことに適したハイスペックなパソコンのことです。

特に「RTX4070」などの独立型グラフィックボードを搭載しているのが大きな特徴です。

グラフィックボードは、3Dグラフィックなど複雑な画像をスムーズに表示するために不可欠なPCパーツのことを指しています。

普通のPCでは、CPUに内蔵されたグラフィック機能を使っているため、昨今のグラフィックが綺麗なゲームは遊べません。

ゲーミングPCは、負荷の掛かる処理を迅速に行うために、16GB以上の大容量のメモリを搭載しています。

冷却機能の優れた設計も通常のPCとは異なり、高性能なパーツの熱を効果的に管理し、長時間のゲームプレイでもパフォーマンスが落ちにくくなっています。

ゲーミングPCの選び方

ゲーミングPCを選ぶ際、必ずチェックするべきポイントが下記の4つとなります。

それぞれ詳しく解説していきますので、分からない方はチェックしましょう。

GPU（グラフィックボード）で選ぶ

グラボとも呼ばれるGPUというパーツは、グラフィック処理専用のチップとその周辺機器が一体になった重要なパーツです。

映像の表示を専門に処理するため、複雑なビジュアルをスムーズに表示できるようになっています。

ゲームをプレイする際には、このグラフィックボードが必須です。

NVIDIAの「GeForce RTXシリーズ」やAMDの「Radeon RXシリーズ」が人気です。

これらの高性能グラフィックボードを使用することで、高フレームレートやWQHD、4Kなどの高解像度でもゲームを快適に楽しむことが可能となります。

CPU（プロセッサー）で選ぶ

CPUは、パソコンの頭脳部分となるため全ての処理に関連しており、システム全体のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。

グラフィックボードが高性能でも、CPUがそれに見合ったスペックを持っていなければ、高性能パーツの性能を最大限引き出せません。

ゲーミングPCに搭載されているCPUメーカーは主にIntelとAMDで、「Intel Core iシリーズ」、「AMD Ryzenシリーズ」があり、それぞれ性能とコスパに優れています。

AMDはゲーム性能に特化しており、ゲームプレイにおいてはIntel以上の性能を誇ります。

CPUのモデルにはCore i5、i7、Ryzen 5、7などがあり、数字が大きいほど高性能で高額です。

ただし、「Core i 5 12400F」、「Core 5 13400F」のように、同じCore i5でも末番号が違う場合もあります。

これは世代の違いを表しており、12400Fは12世代、13400Fは13世代を表しているため、13世代CPUのほうが高性能となります。

RAM（メモリ）で選ぶ

メモリは、CPUがタスクを処理する際の作業場として機能する重要なパーツです。

メモリ容量が豊富であるほど、複数の作業を同時にスムーズに実行でき、結果としてPCの動作速度が向上します。

このため、メモリはCPUとともに、パソコンの全体的なパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。

ゲームや高度なグラフィック作業など、多くのリソースを要求するソフトを快適に動かすためには、大容量のメモリが必要です。

CPU性能を少し落として選んだ場合でも、十分なメモリがあれば、ゲームを楽しむ上での快適さが大きく向上します。

ゲーミングPCでは16GB搭載モデルが一般的ですが、昨今のゲームでは16GBでも足りない場面が多くあるため、32GBが推奨となります。

SSD＆HDD（ストレージ）で選ぶ

ストレージとは、ゲームデータなどを保存するための部品で、PCには主にSSDとHDDのどちらかが搭載されています。

SSDは読み書き速度が速いという大きなメリットがあり、HDDはSSDに比べて読み書き速度は遅いものの価格が安いため、大量のデータを保存するのに最適です。

SSDは、起動時間の短縮やゲームのロード時間の減少に貢献するため、ゲーミングPCには必須のパーツです。

最新ゲームは、高度なグラフィックスや複雑なデータ構造のため、ファイルサイズが大きくなりがちなので、メインで遊ぶゲームをSSDに入れて、しばらく遊ばないゲームをHDDに保存し、遊ぶ際にはSSDに移す使い方がおすすめといえます。

遊びたいゲームに合わせて選ぶのがおすすめ

最終的に選ぶ際は、ゲーミングPCを使って何のゲームを遊びたいかで選ぶのがおすすめです。

PCゲームは基本的に推奨スペックを公開しており、その要件を満たすPCであれば快適に遊ぶことができます。

ゲーム別の推奨スペックは「ゲーム名　推奨スペック」のように検索すれば出てきます。

自身の予算と遊びたいゲームのスペックを見て、要件を満たしつつもコスパの良いゲーミングPCを選ぶようにしましょう。

なお、低価格で高スペックのPCを購入したい場合はゲーミングデスクトップPCがおすすめですよ！