オンラインでカードゲームをやりたい人は多いでしょう。
そんな時、候補に挙がるゲームの一つがMTGアリーナです。
しかし、マジックザギャザリングはなんとなくハードルが高そうなイメージがありますよね。
マニア向けのイメージが強いと思います。
このページでは、初心者でもMTGアリーナを楽しめるのか、無課金でも遊べるのかをわかりやすく解説します。
MTGアリーナとは
MTGアリーナとは、マジックザギャザリングのデジタルアプリです。
2019年にリリースされて以来、多くのプレイヤーが遊んでいます。
アプリやMAC対応も進み、あらゆるプラットフォームで遊ぶことができます。
基本プレイは無料で、一人でも遊べるBOT戦や、プレイヤー同士の対戦も可能です。
MTGアリーナの対応プラットフォーム
MTGアリーナは様々なプラットフォーム、デバイスで遊ぶことが可能です。
種別 | 対応 | ダウンロード |
---|---|---|
IOS | 対応済み | Appストアでダウンロード |
Android | 対応済み | Googleプレイでダウンロード |
Windows | 対応済み | steamでダウンロード |
macOS | 対応済み | Epic Games Storeからダウンロード |
スマホ、パソコン、タブレットのどのデバイスでも遊ぶことが可能です。
ちなみに私はMacbookairで遊んでいます。
PC対応していてもMacには対応していないゲームも多いのでMTGアリーナは非常に遊びやすいです。
MTGアリーナは初心者でも楽しめる?
基本的に、MTGアリーナは初心者・無課金でも十分に楽しめます。
私はたくさんデッキを組んでみたくで課金していますが、無課金で遊んでいる人もかなり多いはずです。
MTGアリーナが初心者でも楽しめる理由を解説します。
メールから報酬を受け取れる
先ほど解説したコード入力の報酬とは別に、不定期で配信されるメールから報酬を受け取ることも可能です。
メールが来た時、【受け取る】をクリックすれば報酬がもらえます。
長く遊んでいれば、パックやワイルドカードなどデッキを拡充するためのアイテムを受け取ることができるのです。
無料で遊んでいるうちに報酬をもらえる
無料で遊んでいるうちに報酬をもらえます。
MTGアリーナではデイリークエストというシステムがあり、達成するとゴールドを受け取ることができます。
ゴールドはゲーム内のコインで、パックやカードスリーブと交換することが可能です。
デイリークエストの内容は様々で、【スタンダード戦で勝利する】【相手のクリーチャーを25体倒す】など、普通にプレイしていれば達成できる内容になっています。
毎日達成すれば、大体一日1パック~2パックくらいの報酬を受けとることが可能です。
ワイルドカードで好きなカードを受け取れる
MTGアリーナには、ワイルドカードというシステムがあります。
MTGアリーナのレアは神話レア、レア、アンコモン、コモンの4種類で、神話レアワイルドカードは好きな神話レアのカードと、レアワイルドカードは好きなレアカードと交換することが可能です。
6パック開けるごとにワイルドカードを受け取ることができるので、デイリークエストでパックを開けた時にワイルドカードも一緒に受け取れる可能性があります。
クエストでパックを開封、開封してワイルドカードをGET。ワイルドカードで好きなレアカードをGETできます。
デッキに足りないカードを補充できるので、思った以上にカードがたくさん増えていきます。
アンコモンでも強いカードがある
レア・神話レアといったカードは基本強力です。
しかし、数をそろえるためにはそれなりの時間か課金が必要です。
例えば、大洞窟のコウモリ。
相手の手札を確認し1枚追放できる2マナのアンコモンカードです。
MTG公式サイト:大洞窟のコウモリ
出したら基本損をしないめちゃくちゃ強力なカードです。
個人的にぶっちぎりで不快なカードです。
こいつに手札を見られるとイライラします。
他にも強いアンコモンのカードはたくさんあります。
レアカードが必須というわけではないということですね。
このコウモリはクソカードなので禁止にしてください。
MTGアリーナが初心者に難しいポイント
初心者や無課金でもMTGアリーナで十分遊べることは解説しましたが、当然難しい部分もあります。
MTGが初心者に難しそうというイメージはある程度事実であって、以下の要因が挙げられると思います。
フォーマットが多い
一番の要因は、フォーマットが多いことでしょう。
マジックザギャザリングは多くのフォーマット(ルール)が存在し、フォーマットによって使えるカードが違います。
MTGアリーナでは、以下のルールで遊べます。
- アルケミー
- エクスプローラー
- ヒストリック
- タイムレス
- スタンダード
あとは、統率者戦といったルールもあるようですが、正直よくわかっていません。
例えば、ヒストリックだとMTGアリーナのほぼすべてのカードで遊べるルールです。
2023年にタイムレスというすべてのMTGアリーナのすべてのカード使えるルールも追加されました。
すべてのカードを覚えるなんて途方もない時間がかかりますし、カードを集めるのもオリジナルのデッキを組むのも大変すぎます。
ヒストリックやタイムレスは遊んでみようという気になかなかならない。
アルケミーは直近2年のカード、スタンダードは直近3年のカード、エクスプローラーは【ラヴニカへの回帰】以降のスタンダード・フォーマット用カードを使用できる、ローテーションなしのフォーマットです。
正直、言ってる意味が分かりませんね。
カードプールが違うわけですから、強いデッキも環境もまるで異なります。
正直、すべてのフォーマットを理解するのはよほどのマニアでない限り不可能です。
すべてのカードが使えるタイムレスは初心者には無理です。
実質新規お断りですね。
ちなみに私はスタンダードのみで遊んでいます。
他のフォーマットはハードルが高い気がするのでスルーしてます。
迷ったらスタンダードを選べば問題ないのですが、細分化されすぎてて手が出しにくいことは間違いありません。
関係ないフォーマットのカードが出る
おそらく、初心者や無課金者は一つのフォーマットで遊ぶのが精一杯です。
課金している私ですらスタンダード以外は手を出しにくいです。
遊んでいるとパックやカードを受け取ることができるのですが、自分のメインで遊んでいるルール以外のカードを受け取ることもあります。
受け取っても、当然使用する機会はありません。
上の画像は、受け取ったはいいものの使う気配のないアルケミーの神話レアカードたち
公式からするといろんなルールで遊んでほしいのでしょうね。
例えば私はスタンダードで遊んでいますが、【指輪物語:中つ国の伝承】のパックをたくさん受け取りました。
よく遊んでいる時期の最新パックだったため、デイリーの達成報酬でたくさんもらえました。
しかし、指輪物語はアルケミーのカードであるためスタンダード環境では使用することができません。
無駄にレアカードを持っていますが一回も使ったことがありません。
自分の遊ばないルールのカードは基本ゴミです。
貰ってもぬか喜びなので、正直ほしくありません。
ワイルドカードをどれに使っていいかわからない
初心者が遊びにくい理由として、ワイルドカードの使用先がわからないことも挙げられるでしょう。
ワイルドカードは好きなレアカードと交換できますので、非常に有用です。
しかし、レアカードの数が多すぎてどれに使っていいかわからない初心者は非常に多いです。
神話レアワイルドカードよりもレアワイルドカードが足りない。
あると思います。
私も体験したのですが、ワイルドカードの数は限られていて無駄に使いたくありません。
しかし、どれが強いのか検索してもあまりわからないためストレスを感じました。
MTG界隈自体がオタク向けというか、あまり初心者向けに情報を発信していないので、知識のないうちは苦労します。
ワイルドカードを無駄に使ってしまう、もしくは使わずにずっと取っておくことで、次第にゲームそのものから離れてしまう心理はわからなくもありません。
無課金だとさらにワイルドカードの数が限られるので、リタイアの原因になりますね。
関係ない色のカードが出る
初心者や無課金者が組めるデッキは単色がメインになると思います。
もちろん遊んでいけばカードも増えますが、始めたての頃で2色デッキは少し難しいでしょう。
しかし、受け取ったパックからは自分のメインデッキ以外の色のカードも出ます。
あなたが緑単のデッキを組んでいるとして、赤黒や青白のデッキを組めない色のカードが出たところでそもそも使い道がありません。
そういった意味では、ほしいカードがピンポイントで出る可能性は非常に低いです。
始めたての頃、緑専門だったので緑以外の色は基本無視してました。
しょうがないことではありますが、ほしいカードは基本ワイルドカードで狙うことになります。
MTGアリーナ初心者・無課金におすすめのデッキ
MTGアリーナ初心者におすすめのデッキを紹介します。
私はMTGアリーナをかなり遊びこんでおり、スタンダード環境ではミシック常連です。
ミシックに到達するには、ブロンズ→シルバーゴールド→ダイヤモンドとランク戦を勝ち抜ける必要があるので、それなりに大変です。
信頼性の担保ができたところで話をすすめると、基本的に初心者は単色がおすすめです。
多色は土地事故が多すぎてね。
なにより必要なレアカードが多い。
多色のデッキは色選びが大変なことと、レアの2色土地のカードパワーが高く、どうしても複数枚必要になるからです。
コモンの2色土地もありますが、やや使いづらいです。
単色でも普通に勝てるので、色を増やすのはカードが増えてからにしましょう。
赤単アグロ
初心者向けで一番最初にあげられるのが、赤単アグロです。
アグロとは、序盤から小型クリーチャーを召喚し、速攻で相手を倒すことを目標としたデッキです。
赤は基本的に攻撃的な色で、赤単アグロは非常に強力です。
大会でも上位に名を連ねることが多い、いつの時代も環境に存在するデッキです。
また、見逃せないメリットとしてレアカードが少なくて済むことが挙げられます。
アンコモンだけでもそれなりに強いデッキが組めますよ。
例えば、赤単アグロでよく見る【心火の英雄】はアンコモンです。
正直見飽きたドブネズミですが、4枚そろえることも難しくありません。
ワイルドカードを使いたくない人にはお勧めですね。
すでに禁止されていますが、残響の力戦というぶっ壊れカードが現役の頃は毎日見た害悪です。
レアカードをたくさん使った上級者のデッキが相手であっても全然勝てます。
数ターンで勝負がつくのでデイリークエストの消化にもうってつけです。
デメリットとしては、試合がめちゃくちゃ単調です。
速攻でクリーチャーを出して20点削りきることも目標としているデッキなので、長引けば必ず負けます。
序盤を耐えきられたらそこから逆転は基本無理です。
相手してて一番つまらない、しょーもなカスデッキですね。
もう一つのデメリットが、後手になると非常に弱いことです。
基本MTGは先行ゲーです。交互に土地を出す関係上、後手になると常に相手の方がマナが多くなります。
アグロが後手をとると、相手の場にマナコストの多い(強い)クリーチャーが存在する可能性があるので、攻められずターンを重ねると負けます。
じゃんけんゲーやね。
とはいえ、強いことには間違いないのでMTGアリーナ初心者にはおすすめです。
黒単ミッドレンジ
黒単ミッドレンジデッキも初心者におすすめです。
黒はクリーチャー除去、ドロー、ハンデスを得意とした色です。
ミッドレンジデッキとは、中マナのクリーチャーが主力のデッキです。
アグロよりも試合展開はゆっくりになります。
黒単デッキを初心者におすすめする理由は、アンコモンで強力な除去呪文を手に入れることができるからです。
【喉首狙い】と【シェオルドレッドの勅令】はガチデッキでも普通に採用される強力な2マナインスタントです。
強力な相手のクリーチャーを除去できないと普通に困るので、初心者は多めに入れておきましょう。
また、【脅迫】といった低コストのハンデス呪文もあるので、1:1交換が取りやすいです。
黒単デッキの弱点は、相手のエンチャントの破壊が苦手なことです。
エンチャントとは、場に永続で残り続けて効果を発揮する呪文です。
白には強力なエンチャントが多いのですが、除去できないと毎ターン効果を発揮し続けることになり徐々に苦しくなります。
エンチャントを破壊するためには他の色のカードを入れるしかありません。
また、アンコモン以下で強力なクリーチャーが少ない印象です。
強いクリーチャーはレア以上であることが多く、ある程度のワイルドカードを使わないとデッキのパワーが上がりません。
インスタントやソーサリーは強いけど、クリーチャーはそこそこの印象です。
2色デッキなら黒+αがおすすめ
最初に2色デッキを組むなら黒とその他1色がおすすめです。
黒のインスタントやソーサラーは強力なものが多く、他の色のクリーチャーで補えば非常に強いデッキが作成できます。
例として挙げると、黒+緑のゴルガリデッキ。
余談ですが、MTGの2色デッキにはそれぞれ名称があります。
白青(WU) | アゾリウス | Azorius |
---|---|---|
青黒(UB) | ディミーア | Dimir |
黒赤(BR) | ラクドス | Rakdos |
赤緑(RG) | グルール | Gruul |
白緑(GW) | セレズニア | Selesnya |
白黒(BW) | オルゾフ | Orzhov |
青赤(UR) | イゼット | Izzet |
黒緑(BG) | ゴルガリ | Golgari |
白赤(WR) | ボロス | Boros |
青緑(UG) | シミック | Simic |
赤緑のアグロデッキならグルールアグロみたいな呼び方になるわけですね。
話を戻すと、黒緑はデッキが組みやすく、例えば格闘最強のグリッサ・サンスレイヤーは非常に強力です。
格闘+ファイレクシアの抹消者のコンボで相手の場を一掃してもよいでしょう。
格闘で強制的にファイレクシアの抹消者にダメージを与えるコンボです。
2色土地の眠らずの小屋も強力です。
他にも、黒+赤のラクドスデッキ。
相手の場のクリーチャーのコントロールを奪って生け贄に捧げるコンボは非常に強力です。
この2枚はどちらもアンコモン以下です。
黒の2色は強力で使いやすいデッキにできるため、初心者にもうれしいですね。
緑単ランプ
赤や黒の方が初心者におすすめではありますが、緑単ランプもおすすめです。
ランプデッキとは、序盤で土地を伸ばして終盤に強力なカードを使用して勝つデッキです。
アグロ、ミッドレンジよりもさらに試合展開は遅くなります。
アグロに速攻で負ける時もありますが、うまく土地を伸ばせばまず負けません。
緑が土地やマナの加速を得意としているので、緑を使うならランプがおすすめです。
ゼンティガーへの侵攻は4マナで土地を2枚伸ばせる優秀なアンコモンのカード。
デッキに複数枚投入しましょう。
2マナ帯にも、硬化した屑鉄喰らいや梓の幾多の旅といった優秀な土地、マナ加速のアンコモンカードがそろいます。
十分に土地を伸ばしたら、高マナの強力なカードで蹂躙しましょう。
レアカードではありますが、【荒々しい三つ子】なんかは非常に強力です。
見逃せない点として、【豆の木をのぼれ】との相性が抜群なことです。
豆の木をのぼれは戦場に出た時、5マナ以上の呪文を唱えた時にカードを1枚引くことができます。
アンコモンとは思えないスペックのカードです。
緑は5マナ帯に強力なレアカードが多いのもポイント。
土地を伸ばして強力な呪文を唱え、豆の木をのぼれの効果でドローができると勝ちパターンですね。
あとは、向上した精霊信者、ニッサが強いです。
神話レアカードではありますが、コントロールしている土地の数だけクリーチャーを強化することができます。
フィニッシャーとしてこれほど強力なカードは他にありません。
難点としては、フィニッシャーはレア以上のカードが必要なことです。
アンコモンではさすがにカードパワーが足りません。
土地加速はアンコモンでも十分です。
高マナ帯はレア、神話レアカードを使いましょう。
私の使っている緑ランプがこちらです。
デッキ
4 豆(まめ)の木(き)をのぼれ (WOE) 195
24 森 (LTR) 271
2 肥(こ)えた緑(みどり)甲(こう)羅(ら) (BLB) 171
2 荒(こう)野(や)無(ぶ)頼(らい)団(だん)の先(せん)駆(く)者(しゃ) (OTJ) 173
1 ヴォリンクレックス (MOM) 213
2 活(かつ)力(りょく)を穢(けが)すもの (DMU) 160
2 宝(ほう)物(もつ)庫(こ)生(う)まれの暴(ぼう)君(くん) (BIG) 20
1 髑(どく)髏(ろ)胞(ほう)子((し)の結(けっ)節(せつ)点(てん) (LCI) 212
2 向(こう)上(じょう)した精(せい)霊(れい)信(しん)者(じゃ)、ニッサ (ONE) 175
4 金(きん)脈(みゃく)のハイドラ (OTJ) 167
4 豆(まめ)の木(き)のワーム (WOE) 161
4 薮(やぶ)打(う)ち (BRO) 174
1 最(さい)深(しん)の成(せい)長(ちょう)、オヘル・カスレム (LCI) 204
4 大(だい)ドルイドの魔(ま)除(よ)け (MKM) 151
2 木(き)苺(いちご)の使(つか)い魔(ま) (WOE) 164
1 集(しゅう)会(かい)の季(き)節(せつ) (BLB) 192
都度調整していますが、これでミシック到達も普通にできます。
ちょっと前に作ったやつなので、今では内容結構変わってますが…。
あとはやはり序盤が辛いことがネックです。
土地を増やす前にアグロに速攻を決められると正直萎えます。
序盤をしのげるカードもしっかり入れておくことがランプデッキを組むときのコツです。
青・白は初心者には向かない
青単や白単はあまり初心者にはおすすめしません。
まず、青単デッキなら基本的に相手を妨害するカードを多く投入するコントロールデッキになることでしょう。
相手のカードを打ち消すカードを使う際もすべてのカードを打ち消すのではなく、通していいカード、絶対に阻止しないといけないカードの見極めが必要です。
初心者には妨害するタイミングの見極めがやや難しいです。
ただし、打消し系のカードはアンコモンなので容易に手に入ります。
デッキパワーを上げるために【傲慢なジン】が複数枚デッキにほしいので、もし当たったら組んでみてもよいかもしれません。
白は普通に強いのですが、天使や兵士といった特定の種族によったデッキが環境に多く存在します。
種族デッキを組む場合、いろんなパックから特定のレアカードが必要になります。
初心者は強いカード、必要なカードの見極めが難しいでしょうから、個人的にあまりおすすめしません。
初心者・無課金者におすすめのワイルドカード交換先
初心者・無課金者が悩むポイントが、どのカードにワイルドカードを使えばいいか、です。
汎用性のある、とりあえず1枚は持っておきたいスタンダード環境でおすすめのワイルドカード交換先を紹介します。
止められぬ斬鬼
止められぬ斬鬼は黒のレア3マナクリーチャー。
相手に戦闘ダメージを与えると相手のライフを半分にします。
MTG公式サイト【止められぬ斬鬼】
さらに、破壊されると麻痺カウンターをつけて場に復活します。
復活後すぐに動かすことはできませんが、相手に与えるプレッシャーは相当なものです。
正直、雑に使っても強いカードですね。
ゾンビという種族も優秀で、ゾンビデッキに自然に入れることができます。
黒のデッキを組むならぜひ使いたい1枚ですね。
黙示録・シェオルドレッド
まずは絶対に外せない神話レアカード【黙示録・シェオルドレッド】。通称シェオル。
黒の4マナの中心的クリーチャーです。
MTG公式サイト:【黙示録・シェオルドレッド】
4/5という十分なパワー、タフネスと、接死までついています。
自分がカードを1枚引くたびにライフを得て、相手がカードを引くたびにライフを失います。
とりあえずデッキに入れても強く、ドローを加速させるカードと合わせたらさらに強いです。
黒のミッドレンジデッキを組むならぜひとも入れたい1枚ですね。
ヴェールのリリアナ
ヴェールのリリアナは黒の神話レアプレインズウォーカー。
相手のクリーチャーを除去する効果と、ハンデス効果を持っています。
MTG公式サイト:【ヴェールのリリアナ】
相手にリリアナを除去する手段がなければ、ハンデスで相手の選択肢を奪っていき最終的に相手のパーマネント(フィールドにあるカード)を半分にする奥義を使えます。
1:2以上の交換の狙いやすい、優秀なプレインズウォーカーです。
機械の母、エリシュ・ノーン
エリシュ・ノーン様。
白の神話レアのカードです。
相手のパーマネントが場に出た時の効果を無効化することができます。
MTG公式サイト:【機械の母、エリシュ・ノーン】
【骨化】など、優秀な除去カードもエリシュ・ノーンの前では無力です。
それでいて、【神憑く相棒】など自分の場に出た時に発動する効果は2回発動します。
エリシュ・ノーンを出したら相手が詰む盤面も多く非常に強力なカードですが、専用の構築で使った方が強くなります。
自分の場に出たときに効果を発動するカードと一緒に使いたいですね。
カードパワーは間違いなく高いのですが、ある程度デッキを選ぶ側面もあります。
世慣れた見張り、デルニー
世慣れた見張り、デルニーはカルロフ邸殺人事件で登場した神話レアカードです。
MTG公式サイト:【世慣れた見張り、デルニー】
パワーが2以下のクリーチャーの能力は2回発動、パワーが3以上のクリーチャーにはブロックされなくなります。
機械の母、エリシュ・ノーンと近い効果ですが、アグロ系のデッキと相性が良く多色デッキにも組み込むことができる非常に強力なカードです。
※追記
強いと思うのですが、対戦しててあんまりみないですね。
忠義の徳目
忠義の徳目は白の神話レアのエンチャント。
白の2/2のクリーチャーを生成するインスタントを内包しています。
MTG公式サイト:【忠義の徳目】
場に出せば、毎ターン終了ステップにクリーチャーを強化する効果が発揮されます。
5マナと重すぎず、相手に除去する手段がなければゲームエンドまで持っていけるパワーもあります。
白であればどんなデッキにも入り、4積みも候補に挙がる非常に強力なカードです。
雑に入れても非常に強いカードです。
審判の日
審判の日は白の4マナのソーサリー。
場のすべてのクリーチャーを破壊します。
MTG公式サイト【審判の日】
それだけの効果ですが、強力なのはカードゲーム経験者ならわかりますね。
他にも白の全体除去ソーサリーはいくつかありますが、一番癖のない効果です。
白のデッキを組むなら、枠が余ったら入れておくくらいで問題ありません。
永劫の好奇心
永劫の好奇心は青の4マナのエンチャント。
MTG公式サイト【永劫の好奇心】
戦闘ダメージを与えるたびに1枚カードをドローします。
クリーチャーですが、破壊されるとエンチャントとして場に残り続けます。
完全に除去することが難しい非常に強力なカードです。
軽めのクリーチャーが多めに入ったデッキに入れると効果を発動しやすくてGOOD!
青でもおすすめの1枚です。
フェアリーの黒幕
フェアリーの黒幕は青のレアカードです。
瞬速・飛行で、相手が追加でカードを引くたびに自分もドローする効果を持っています。
MTG公式サイト:【フェアリーの黒幕】
瞬速(相手のターンにも呪文を唱えることができる)を持っていることがポイントで、相手がドローする効果を発動した時にかぶせて使います。
青肌角刈りメガネフェアリーという属性盛り盛りの人を選ぶデザインですが、非常に強いです。
骨集めのドラコサウルス
骨集めのドラコサウルスは赤の神話レアカード。
イクサラン:失われし洞窟の目玉カードです。
MTG公式サイト:【骨集めのドラコサウルス】
自分の身を守る効果はないものの、実質毎ターン追加で2ドローできる非常に強力な効果を持っています。
クリーチャートークンや宝物トークンも生成できるので、盤面を展開する能力も高いです。
相手に出されたら優先的に除去したいカードですね。
恐竜・ドラゴンという優秀なクリーチャータイプであることも見逃せません。
初心者から中級者になるころにテーマデッキを作りたくなるのですが、恐竜デッキやドラゴンデッキは普通に強いです。
新パックのカードでもあるので、長い期間相棒として活躍してくれる1枚です。
峯の恐怖
峰の恐怖は赤の神話レアカード。
サンダージャンクションの無法者に収録されています。
MTG公式サイト:峰の恐怖
他のクリーチャーが場に出るたび、そのクリーチャーのパワーに等しいダメージを対象に与えます。
骨集めのドラコサウルスと同じく、早く対処しないとヤバいことになるカードです。
もう一つの効果があり、峰の恐怖を対象としたカードを使用するためにはライフ3点を支払わなければなりません。
仮に除去カードで対処されたとしても、ライフを失わさせる効果があるので最低限の仕事ができるのはうれしいですね。
ホーントウッドの大王
ホーントウッドの大王は5マナの緑のクリーチャー。
場に出た時に多色の土地トークンを生み出します。
MTG公式サイト【ホーントウッドの大王】
兆候という能力を有しており、3マナでエンチャントとして場に出すこともできます。
5マナ6/5というスペックも優秀ですし、戦場に出るか攻撃するたびに土地を生み出します。
ホーントウッドの大王ドメイン(版図)デッキで良く採用される傾向があります
ドメイン(版図)デッキとは5色の土地で戦うデッキで、やや上級者向けではありますが…。
5色とはいかなくとも、緑ベースで多色のデッキを組むならぜひ入れたい1枚です。
大ドルイドの魔除け
カルロフ邸殺人事件で登場した新カード。
MTG公式サイト【大ドルイドの魔除け】
(緑)(緑)(緑)の3マナで、土地加速、クリーチャー除去、クリーチャーサーチ、エンチャントorアーティスト除去の中から一つ選ぶことができます。
どのタイミングで引いても腐らない便利なカード。
緑のランプデッキを作るなら入れておくといろんな状況で役に立ちます。
ソーサリーかと思いきや、インスタントでなので相手のターンに発動できる点もGOOD。
緑単以外では採用しづらいですが、個人的にかなりおすすめのカードです。
木苺の使い魔
木苺の使い魔は出来事を持つ緑のレアカードです。
MTG公式サイト:【木苺の使い魔】
出来事とは、クリーチャーにインスタントやソーサリーの呪文が内容されているカードシステムのことです。
2/2で緑のマナを加える効果を持っており、序盤ではマナ加速に役立ちます。
出来事の呪文は7マナと重いですが、デッキの上から順番に切削(デッキから墓地に送る)し、その中から好きなクリーチャーやエンチャントを場に出すことができます。
運の絡む要素ではありますが、強力なカードを出せれば戦況が大幅に有利になります。
強いですが、若干コンボ用の側面も強く初心者向きではないカードかもしれません。
ふくれた汚染者
ふくれた汚染者は緑のレアクリーチャーカードです。
MTG公式サイト:【ふくれた汚染者】
3マナ4/4と十分なパワーとタフネスがあり、トランプル(相手のブロッククリーチャーのタフネスよりこちらのパワーの方が大きい場合、超過ダメージを相手に与える)を持っています。
相手にダメージを与えると、増殖を行います。
増殖とは、相手の毒やこちらの+1カウンター、プレインズウォーカーの忠誠度などを一つ増やす効果です。
単体でも強く、増殖とシナジーのあるカードと組み合わせても強いです。
主力として活躍できるカードですね。
金脈のハイドラ
金脈のハイドラはサンダー・ジャンクションの無法者の神話レアカードです。
1マナ+Xで場に出すことができます。
MTG公式サイト:金脈のハイドラ
Xのマナは問いません。1マナなら1/1、10マナなら10/10のクリーチャーになります。
警戒、トランプル、速攻だけでなく死亡した時にパワーに等しい宝物トークンを生成します。
宝物トークンは好きな色のマナを生み出すことができます。
使っていてかなり強いです。
序盤でも終盤でも活躍します。
対戦していてあんまり見ないですが、個人的におすすめのカードです。
初心者・無課金者が勝てないときにすべきこと
初心者や無課金の方は特に、勝てないと悩むことが多いでしょう。
MTGアリーナは長く遊べるカードゲームなので、上級プレイヤーの数は多いです。
むしろ新規プレイヤーが少ない印象すらあります。
勝てなくて面白くないと感じる瞬間があるかもしれませんが、安心してください。
初心者や無課金でも必ず勝てるようになります。
初心者や無課金の方が勝てないときに気を付けるべきことを解説します。
まずはカードを集める
初心者・無課金者がまずやることは、自分の持っているカードを増やすことです。
持っているカードの数が増えれば、カードパワーが上がるだけでなく戦術の幅が広がる勝てる可能性はグッと高まります。
お金をかけなくても、MTGアリーナにはパックを受け取ることができる機能があります。
- コード入力
- メールからの報酬
- デイリークエスト
基本はこの3つです。
まずは片っ端からコード入力をしてカードを受け取り、メール報酬を受け取りましょう。
すべて受け取ったら、デイリークエストをコツコツとこなしましょう。
1日2パックくらいは受け取ることができるので、レアカードの数は確実に増えていきます。
デッキを絞る
MTGアリーナのパックは5色の色からランダムにカードが出現します。
当然、自分のメインのデッキの色以外のレアカードを引くこともあるでしょう。
最初赤単のデッキを組んでいて、青や緑の神話レア、レアカードをもらうこともあるかもしれません。
そんな時、『強そうなカード来た!新しくデッキ作ってみようかな…』と思うかもしれません。
しかし、初心者や無課金のプレイヤーはメインのデッキを絞るべきです。
課金せずともレアカードがもらえるとはいえ、もらえる数には限りがあります。
当然ながら、コモン・アンコモンのカードよりもレア以上のカードの方が強いため、レアカードが多いほうが基本的にデッキは強くなります。
ワイルドカードの使用先が分散すると、一つ当たりのデッキに入るレアカードが少なくなります。
中途半端な強さのデッキが量産されることになり、勝てなくなります。
赤単なら赤単、黒単なら黒単でワイルドカードの使用先を絞りましょう。
アグロ対策をする
【イクサラン:失われし洞窟】が発売されて、環境はどんどんアグロ(速攻デッキ)寄りになってきました。
ランプ・コントロールといった土地を伸ばして勝つデッキは少々勝ちづらいでしょう。
速攻で負けるケースが多いと感じたら、デッキを軽くして序盤から戦えるようにしましょう。
執念の徳目といった軽めの除去、ライフゲインがあるとずいぶん戦いやすくなるはずです。
または、幽霊による庇護のような絆魂を付与できるカードがあるとライフや戦線の維持に役立ちます。
速攻で何もせずに負けるほどつまらない話はないので、序盤を強く意識しましょう。
また、アグロ対策をしていくとどんどんデッキがアグロになってくるというのはよくある話。
気が付けば1マナ2マナのクリーチャーがどんどんデッキに入ってくることも…。
しょうもなじゃんけんゲーにはなりますが、アグロを使えばアグロとは互角に戦えます。
死ぬ気で先攻をとりましょう。
後手やったら爆発安定やね。
デッキの勝ち筋を絞る
初心者、無課金の方が勝てないときは、デッキの勝ち筋を絞りましょう。
具体例を使って解説します。
以下のデッキは、以前私が組んだゴルガリ(緑黒)のデッキです。
こちらのデッキはスタン落ちしたので今は使えません。
※当時最新パックのカード【エルドレインの森】のカードは画像が表示されていません。
デッキリストは以下の通りです。
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
1 ラノワールの荒原 (BRO) 264
2 強請る大入道 (SNC) 95
2 偉大なる統一者、アトラクサ (ONE) 196
8 沼 (LTR) 267
7 森 (LTR) 271
2 薮打ち (BRO) 174
3 眠らずの小屋 (WOE) 258
4 ドロスの魔神 (ONE) 82
3 ファイレクシアの肉体喰らい (BRO) 121
3 執念の徳目 (WOE) 115
4 死天狗茸の林間地 (VOW) 261
2 鏡に願いを (WOE) 82
4 八百長試合 (SNC) 145
2 苔森の戦慄騎士 (WOE) 231
2 羅利骨灰 (DMU) 183
1 シェオルドレッドの勅令 (ONE) 108
1 魔女の虚栄 (WOE) 119
2 ヴェールのリリアナ (DMU) 97
4 木苺の使い魔 (WOE) 164
1 喉首狙い (BRO) 102
1 ランクルのいたずら (WOE) 102
このデッキのコンセプトは八百長試合を使って強力なカードのコストを踏み倒すデッキです。
八百長試合は、戦闘開始時に+1カウンターを一つ置くことができます。
自分がパワー7以上のカードをコントロールしている時、カード1枚をコストを支払わず場に出すことが可能です。
ドロスの魔人、強請る大入道といったパワーの高いカードを場に出せば、戦闘開始時にすぐにパワーが7到達します。
偉大なる統一者、アトラクサといった強力な高コストカードを場に出すことで一気に制圧することをコンセプトにしています。
このデッキのコンセプトは【八百長試合を使ったコストの踏み倒し】であって、そのためにパワーの高いカードを採用しています。
ゴルガリ(黒・緑)のカードプールには、他にも強力なカードがあります。
おすすめのワイルドカードの交換先として紹介したふくれた汚染者もそうですし、【グリッサ・サンスレイヤー】もめちゃくちゃ強力です。
ふくれた汚染者やグリッサ・サンスレイヤーは強力なレアカードですから、あなたがもし持っていたらデッキに組み込みたくなるかもしれません。
しかし、強力なカードを入れることでかえってデッキのパワーを落とすことになるでしょう。
繰り返しますが、紹介したデッキは高パワーのカードでコストを踏み倒すコンセプトのデッキです。
ふくれた汚染者やグリッサ・サンスレイヤーではパワーが足りず、八百長試合の効果発動までターンがかかります。
単体で見ると非常に強力なのですが、色が合致していてもデッキのコンセプトと異なる場合採用を見送ることをお勧めします。
コンセプトが明確なデッキの場合、勝ち筋がぼやけてしまい勝率を落とすことになるでしょう。
コメント
コメント一覧 (5件)
子供の頃友達と遊んでいたMTGを懐かしく思い、MTGアリーナを遊び始めて3ヶ月。オリジナリティ出そうと自分でいろいろ考えながらデッキを組んで調整してますが、シルバー帯やゴールド帯でもテンプレ化したいわゆる環境デッキが溢れ、お気に入りカードを組み込んだ私のデッキではあまり勝てず、不貞腐れて辞めようとして時にこの記事に辿り着きました。
今まで緑を中心に使っていたので緑だけはカード資産があり、このページに載っている緑単ランプは作れそうなので参考にさせていただきます。
それでもう少し頑張ってみようかと思います。
コメントありがとうございます!
最新パックの鉄道の喧嘩屋、金脈のハイドラ、荒野無頼団の先駆者はいい感じに強いと思いますよ。
こんにちは。あれからひたすら緑単を使い続け、調整を重ねているうちに緑ランプから緑ビートダウンに落ち着き、今月初めてミシック到達しました。
しかし、赤単アグロやボロス召集など、特に先行取られたらそのまま押し切られて負けるパターンばかりで、結局先行ゲーかよみたいやマインドになってしまい、第二次萎え期に突入しています。
今日から始めたのですが、まだ色別のチュートリアル?で遊んでます。
このサイトで見たコード入力の欄は見あたらないのですが、もうないのでしょうか?
すいません、更新しました…!